「時間がかかるんじゃなくて、これが当たり前で世間が早すぎる」

「鶴瓶の家族に乾杯」という番組を、家族といっしょに観ていました。

木村カエラさんがゲストの回で、舞台は大分県。

そこで、小鹿田焼を作っている職人さんがとても魅力的な方でした。

「時間がかかるんじゃなくて、これが当たり前で世間が早すぎる」

この方は、小鹿田焼を江戸時代と変わらない方法で作っています。

時間がとてもかかります。

僕は、勝手に「何でも早い方がいい」って思い込んでいました。

ですが、その人の言葉を聞いて、それが思い込みだったことに気づきました。

伝統を守ることはとても体力を使います。

周りに流された方が、効率よく楽なことはたくさんあります。

一方、ゆっくり進むことでしか見えない景色があります。

ゆっくり進んだ方が、周りがよく見えて今を大切にできる気がします。

だからこそ、この方は大変だとしても伝統を守り続けているのだと感じました。

自分の頭でしっかりと、判断することが大切だと思いました。

青井葦人のように。

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